ハッピーエンドは好きだけれども

舞-乙HiMEをまとめて見たのでその感想をば
前作と同じくそこそこおもしろいです。絵は安定してるし見せるとこ見せてるなーと。全体を通していえば今回の方が点数が若干高め、乙の方は平均点60〜70点くらいでずっとやってたのに対して、舞HIMEの方は平均点85点くらいでやってたのを最終話10点で平均点をガクンと下げた感じですがw
前作の方を言うと、最終話まではいい戦闘シーンありの、ドロドロした人間関係ありの、感動できる場面ありで個人的にはかなりの良作だったはずなのですが・・・、最終話で夢オチよりも性質が悪い終わり方をしたのが残念です。みんな(死んだはずの仲間キャラ&敵キャラ(ラスボス含むw))が全員復活して通常通りの生活に戻るとか、一番やっちゃいけないことの1つをやってくれましたさ
今回の乙の方はそこまでひどい結末ではなかったのですが、それでもぬるいな、と。醜いキャラとして働いた敵キャラは最後まで醜く死んでくれよ、という感想が1番大きいですね。さすがに途中で死んだキャラ(といっても1人だけど)が生き返るようなこともなく、その死でメインの成長ぶりがわかる感じはよかったのですが、敵キャラ殆ど死なずにのうのうと生きてる感じは正直いただけないですね。
私は物語の結末はハッピーエンドというものが大好きです。しかしそれにはそこに至るまでの過程があり、その辛い過程を経て得たエンディングというものが絶対な条件であると思ってます。そういう意味でストーリー上の必要悪というか、憎まれキャラはそれに相応しい死に方をして欲しいものです。(ライバル的な)敵キャラだけど憎めないキャラがラストでおいしい場面で助けに来るっていうベタパーンも好きですが、それは憎まれキャラとは別で、キャラに合った結末じゃないとしっくりこない感じなのですよ
そんなわけで舞-乙の方はちょっと残念かなーと、まぁ初期設定の時点で前作キャラ使いすぎっ!って印象が1番大きいかもw